■ヴィッセル神戸
ナビスコカップ第1節・磐田戦に2-1と逆転勝利した。J1・1st第4節でG大阪に2-1と完勝した流れを引き継ぎ、上昇気流に乗ろうとしている。磐田戦は、ネルシーニョ監督の「調子の良い選手を使って戦う時期」という方針の下、G大阪戦からメンバーを大きく入れ替えることはしなかった。ただ、U-23日本代表のポルトガル遠征に招集された岩波、韓国代表に招集されたGKキム・スンギュが抜けたポジションに入った高橋祥、徳重も好パフォーマンスを披露。先制されながら逆転する粘り強さも見せており、チームのムードは良い。今節の鹿島は、昨季の同大会でクラブ初のベスト4で戦った相手。その際は無念の2連敗を喫している。昨季の借りを返し、今節で予選突破への勢い、流れを作りたいところだ。(小野 慶太)
■鹿島アントラーズ
初戦でつまずいた鹿島にとっては絶対に勝利が必要だ。ただ、この試合もメンバー選びは難しい。両SBの質は、山本と西を戻せば解決するが、そうするとCBがいなくなってしまうのだ。しかし、それを可能にする術がないわけではない。すでに練習に戻っているブエノの起用だ。負傷が明けたばかりでコンディションや連係面に不安を残すが、そうも言っていられない。古巣戦となる彼のモチベーションの高さに期待するのも手だろう。
今季敗れた2試合を振り返ると、不用意な失点が足枷となった。まずはキックオフからアグレッシブに戦う姿勢を示すことが、試合の良い入り方につながり、ひいては、さまざまなタレントがいる神戸攻撃陣を止めることにもつながる。チーム全員で徹底したい。(田中 滋)