■川崎フロンターレ
大会初戦はスコアレスドローでの勝ち点1獲得にとどまった川崎F。しかし、相手がメンバーを落としていたとはいえ、内容は悪くなかった。チームの底上げが体現された収穫のあるゲームであったことは間違いない。ただし、グループステージ突破に近付くためには結果が必要だ。2戦連続ホームで戦えるアドバンテージを生かし、第2節はしっかりと勝ち点3を取りたい。今回も23日の試合のメンバーが主となって戦うことが予想されるが、相手が格下という点や、ここまでの稼働率が高い選手を休ませるという意味でも、何人かのメンバーが代わることが予想される。前節同様に、チームのベースは上がってきているということを内容だけでなく、結果としても見せ付けてほしいところだ。(竹中 玲央奈)
■アビスパ福岡
ここまでの公式戦5試合のうち、3試合でリードを得ながら勝利に結び付けることができていない。「気持ちの部分で少し受けてしまうところが一番の問題」と井原監督は精神面を指摘する。引いて守り、中を割らせずにサイドに追いやるというのが福岡の守備のやり方。リード時にはそれが顕著になるが、引くことを意識し過ぎて中央で相手ボールホルダーへのプレスが弱まってしまう。結果、プレスに行けないからラインが上がらない。ラインが上がらないからプレスに行けないという悪循環を招いている。川崎Fはポゼッションに長けたチーム。引くだけではなく、奪いどころを設定して、強く行く場所が必要だ。リードしながら守り切れていないのは守ろうとし過ぎているから。意識だけでも前に出て守るところを表現すべきだ。(杉山 文宣)