[浦和]ホームで勝てない相手。タイトルへの試金石
浦和がミハイロ・ペトロヴィッチ体制になり、さらに甲府がJ1昇格した13年以降、ホームでの対戦成績は3分。一方が優勝を狙うチーム、もう一方が残留を目標にするチームという前提で、さらに前者のホームということを踏まえれば、浦和が勝ち点を落とし続けていると見るほうが妥当だろう。
柏木は甲府について「良いイメージはない」としながら、次のように続けた。「こういうチームに勝っていかないと結局(タイトルは)獲れへん。今までと同じようなことをしていたらアカン」。梅崎も「勝ち点3を取らないと一番上は見えてこない」と同調。さらにホームで甲府に勝てていない理由を「いつも(甲府に)合わせてしまっている感覚がある」と説明。その上で、「そこをぶっちぎって叩きつぶすんだという気持ちで入れるかが大事」と続けた。
ペトロヴィッチ監督もまた、3月30日のミーティングで「同じ相手に連続で引き分けることはしないように、最初から『やってやろう』という気持ちを前面に出そう」と話し、「できれば5点、6点取って勝てるぐらいの内容で結果を出していこう」と選手たちに伝えたという。選手たち、そして監督の甲府戦への意気込みは、例年以上のモノに感じられた。
甲府を、そして過去の自分たちを越えられるのか。浦和にとってこの一戦は、優勝を争うチームとの対戦と同等、いやそれ以上の意味を持つ試合になるかもしれない。 ( 菊地 正典)