今回はラミレスも出場。青赤の中盤に求められる粘り強い対応
この冬、世界中のクラブで最高額(約125億円)の移籍金をかけて補強を敢行した“爆買い集団”と、FC東京は再び相まみえる。
今回は敵地・南京での一戦。今大会初戦(1●2)でFC東京が敗れた強豪・全北現代(韓国)も、かの地では敗れている。現在、中国スーパーリーグでも首位を走る江蘇蘇寧。間違いなくこの一戦はグループステージ突破を左右する、厳しくも大事な一戦となる。
お互い直近の国内リーグ戦を振り返ってみると、FC東京は名古屋に3-2で競り勝ち、気分良く中国へと渡ることができる。一方の江蘇は、この1月にパリSG(フランス)からアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシ、さらにローマ(イタリア)からコートジボワール代表のMFジェルビーニョを獲得した河北華夏と対戦し、1-1で引き分けた。
その河北戦でゴールを挙げたのが、今冬にチェルシー(イングランド)から加入した元ブラジル代表のMFラミレス。中盤の底から豊富な運動量でピッチを駆け回る、機動力に長けた選手である。
FC東京にとっても、彼をどう抑えるかがこの一戦の焦点となる。3月15日に行われた前回対戦(0△0)では、ラミレスは出場停止で不在。MFアレックス・テイシェイラや最前線のFWジョーに対して、森重と丸山を中心にした守備陣が自由を与えなかった。
しかし、森重はこの一戦を前に「相手の中盤にラミレスがいれば、また状況は変わってくる。中盤から前回出てこなかったようなパスが出てくると思う」と警戒を強めている。米本や橋本、さらには高橋といった守備力に長けたボランチ勢が南京のピッチでどれだけ難敵と渡り合えるか。中盤の攻防で粘りある戦いができれば、FC東京に勝機は巡ってくる。(西川 結城)