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J1リーグ 第6節
4/10(日) 15:00 @ U等々力

川崎F
1
0 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
鳥栖

Report マッチレポート

歴代最多159得点目は終了間際の決勝弾

2016/4/12 6:00

満足のいかない状態でも無敗で首位再浮上。強い川崎Fの証明

 決してほめられる内容ではない。だが、終わってみれば得た勝ち点は『3』。「内容的に見たら課題はまだある」(田坂)、「まだ改良の余地はあるし、この6試合ずっとそんなことばかり言っている。毎試合、修正しなければいけないことがある」(中村)といった声も上がっているが、それでも上々の結果を得られており、これで開幕から6戦負けなしだ。

 0-0の状態が続いた試合を振り返って、鳥栖のマッシモ・フィッカデンティ監督は守備面で一定の評価を与えていたが、「相手にとって“そこに来るだろう”と(予測できて)ディフェンスがしやすい」と中村が語ったように、川崎Fがゴールをこじ開けるのに時間がかかった要因は自らにある。敵の動きを見ながら怖さと意外性を伴った攻撃を能動的に行えないことが、前半の停滞感を生んでいた。しかし、途中出場の田坂が積極的にギャップを突いて攻撃にリズムを加えると、ゴールが徐々に近付く。そして守備では鎌田やキム・ミヌを中心とした鳥栖の攻撃をGKチョン・ソンリョンとCBエドゥアルド、奈良という3枚のセンターラインがはね返し続ける。それでも無得点の状態が続き、誰もが引き分けを覚悟したときだった。後半ロスタイム、チョン・ソンリョンのロングフィードを拾った中村から原川、田坂、小林とボールが渡り、小林が鋭いクロスをファーサイドへ。そこに飛び込んだのは大久保だった。大久保のこの日5本目にして初めて枠に飛んだシュートがネットを豪快に揺らし、等々力が一気に歓喜の渦にのみ込まれた。

 6試合を消化した中で、毎試合課題が残り、負傷者も多い。そんな満足のいかない状態でも無敗で首位にいる。この事実がいまの川崎Fが“強い”チームであることを証明していると言えるだろう。(竹中 玲央奈)

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