■清水エスパルス
もう聞き飽きたかもしれない。「いつになったらホームで勝てるのか?」。今節もその答えの前にはいくつかの困難が立ちはだかる。まずは、ミッチェル・デューク欠場の可能性。家庭の事情で今週始めから渡英しており、試合に合わせて帰国する予定ではあるが、出場できるかどうかは微妙。また、頼みの綱のチョン・テセも本来のキレを取り戻せていない。
そうなれば、やはり大前に何とかしてもらうしかない。「自分ができることは、点を取ってチームを引っ張ること」(大前)。自身にとって、昨年8月16日(J1・2nd第7節・新潟戦・1△1)以来のホームでのゴールは、前節の敗戦(C大阪戦・0●2)のショックを最小限に抑えることができるだろう。(田中 芳樹)
■カマタマーレ讃岐
得点力不足に嘆いていたのは過去の姿。昨季、チーム総得点がリーグ最下位だったチームはここまで11得点を記録。これは現在リーグ最多タイの数字だ。かねてからのストロングポイントであるカウンター攻撃だけに頼ることなく、自分たちからアクションを起こしてゴールを奪いに行く攻撃、迫力のある連係を見せている。以前より攻撃にウェイトを置いているぶん、昨季ほどの堅守ではなくなったが、チームは現在4位と結果も出ており、その方向性は間違っていないはずだ。
ただ、清水との戦力差は認めざるを得ない。真正面からの勝負ではなく、まずは守備を徹底しつつ、機を見て進化した攻撃力を発揮したいところ。(松本 隆志)