DF 23 植田 直通(鹿島/熊本県出身)
できることがあればなんでもやりたい
「朝からテレビを見ていると、熊本のニュースをやっているし、親は無事だったけど、亡くなっている方もいてすごく辛い気持ちでした。でも、僕一人だけが辛いのではなく、サポーターも一緒に戦ってくれているんだということをすごく感じましたし、そのサポートがすごく僕の力になりました。(熊本は)いまはサッカーどころじゃないと思いますが、結果だけでも伝わればいいなと思って今日(16日)はやっていました。サッカーは(人を)元気にすることができると思う。僕は今日試合でしたが、熊本のみんなと戦っている気持ちでした。鹿島もそうですし、湘南のほうでも横断幕というか九州に向けての言葉もありましたし、それを見てグッとくるモノもありました。僕だけが戦っているわけではなく、サポーターも戦ってくれているのはすごく心強かったです。育ったところなので、今まで見てきた場所があんなふうになってすごく衝撃を受けましたし、いますぐにでも熊本に行って僕にできることがあればなんでもやりたい。明後日(18日は)オフなので帰ろうと思っていましたけど、空港も封鎖しているし、いま僕が行っても邪魔になるだけかなと思って、いまはすごく考えています。長い目で見て支援して、困っている人がいれば絶対に助けたい。僕にできることがあれば何でもやりたいと思います」