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J2リーグ 第8節
4/17(日) 16:00 @ ヤンマー

C大阪
1
0 前半 1
1 後半 0
試合終了
1
北九州

Column 試合後コラム

[C大阪]実った采配と準備。光ったソウザの戦術眼

2016/4/20 11:30

 今季初めてビハインドを背負う展開になったC大阪の大熊監督は、58分という早いタイミングで関口を投入。さらに、今季ここまでの出場時間が前節(清水戦・2◯0)の後半ロスタイムのみにとどまっていた玉田も75分にピッチへ。前半は攻撃のスイッチが入らない状態だったC大阪だが、彼らがピッチに入ったことで攻撃に動きが出始める。クロス一つ入れるにしても、ドリブルで相手を引き付け、守備をズラした上で上げる。引いてボールを受ける際も、しっかりとボールを収めて時間を作り、味方にパスを預けたら自身も前に出て、相手のマークを巧みに外す。終盤になるにつれ、北九州の運動量が落ちた部分もあるが、関口や玉田のそれらの動きが相手をさらに疲へいさせたのは間違いない。今後も引かれた相手を崩し切れず、もう一工夫欲しいとき、彼らのモビリティーや技術が生きてくるだろう。

 また、チームとしての準備も、この同点劇を生んだ要因だ。毎週、週の半ばに行われる紅白戦では、ビハインドの状況を想定して、1点を取りに行く練習を重ねてきた。玉田の2列目起用はもちろん、関口のボランチ起用など、スクランブルを想定した準備も日ごろから行っている。「こじ開けるのは難しかったが、相手も中に絞ったあと、サイド(のマーク)がだんだん緩くなってきていた。揺さぶることで、どうにか1点を取れた」と指揮官もこの同点劇を評価した。

 そして、得点を決定付けたのはソウザの戦術眼。「彼は常に時間を気にしていて、俺にも聞いてきた」(大熊監督)。残り時間と北九州が攻めてこない状況を踏まえた上で攻撃に参加したソウザは、「勇気を持って上がらないといけないシーンだった。オーガナイズできている中での上がりだった」と得点場面を振り返った。

 開幕からの負けなしを8試合に伸ばして迎える次節はアウェイでの札幌戦。J1昇格を果たした09年も今回と同様、8戦負けなしの状態で第9節にアウェイ札幌戦を迎えた。当時はその試合に敗れて(1●4)無敗記録はストップしたが、今季のC大阪は勝負強さが光る。記録更新の可能性は十分だ。      (小田 尚史)

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