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J1リーグ 第8節
4/24(日) 16:00 @ U等々力

川崎F
0
0 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
浦和

Preview 試合プレビュー

“5秒”を制した者が首位攻防戦を制す

2016/4/22 15:00

■川崎フロンターレ
昨季最もボールを持てなかった相手に対して、進化を見せるとき

 ボールを扱い、保持する技術において、川崎Fがリーグ屈指の力を持つことは誰もが認めるところだろう。毎試合のポゼッション率が相手より高くなるのは常のことだ。ただ、昨季、そんな彼らの支配率がリーグ戦で50%を割った試合が二つだけある。それが、2nd第13節のG大阪戦(5◯3)と2nd第16節の浦和戦(1△1)だ。前者は49%とわずかに半分を下回っただけだが、後者についてはなんと39%。昨季というくくりに限らず、直近の公式戦で最もボールを持てなかった相手、それが今回対戦する浦和である。

 自分たちが常に“主語”となるようにボールを持ち、焦れずに攻撃を進める。そして、相手が疲へいした後半に仕留めて勝ち点3を奪う。今季の川崎Fはこの形を徐々に体現できるようになってきているが、今回はそう簡単にはいかない。“持たれる”率が高まることは間違いなく、時間帯によっては耐えることも求められる。浦和が誇る好調の興梠、李、武藤の前線に対して、GKチョン・ソンリョンを中心とした川崎Fのセンターラインがしのげるかどうかも、この試合のポイントだ。ただ、20日に豪州でACLを戦った浦和の疲労は、川崎Fにとって大きなアドバンテージ。ナビスコカップ第4節の柏戦(1●2)でも奈良や車屋ら主力選手たち数人がフル出場を果たしたが、移動距離を含めた肉体的疲労は浦和のそれとは比べ物にならない。奈良にいたっては、「僕は試合に飢えているし、連戦のほうがありがたい」と口にするほどだ。前節のFC東京戦(4◯2)で負傷した大久保も全体練習に合流済みで、浦和戦での活躍を虎視眈々と狙っている。「間違いなく前半戦で1番重要」(車屋)であるこの試合。ここで勝ち点3を奪えば、1stステージの頂点がグッと近付いてくる。(竹中 玲央奈)


■浦和レッズ
「幸せ」な日程。前向きな浦和が楽しみにしているガチンコ勝負

 首位攻防戦。それは緊張や不安を伴うモノだが、武藤が「力の見せどころ」と言ったように浦和の選手たちはいたって前向きだ。ACLでグループステージを突破したという充実感、また、首位攻防戦といえどもまだシーズン序盤という事実がそうさせるのだろう。

 だが、最も大きな理由はほかにある。ここまで浦和が対戦してきたのは下位が中心。特に磐田、福岡、甲府、さらには現在4位につける横浜FMまでもが守備一辺倒の戦いで挑んできた。その戦いぶりは前節の仙台戦(3◯1)後、柏木が「ええかげん、ガチンコでできんかな」と嘆くほど。一方、今回の相手である川崎Fは言うまでもなく、攻撃に特徴を持つチーム。西川が「面白い試合いなると思う」と予想すれば、武藤は「選手もそれを期待している」と言う。

 当然、3連戦の最後であることに加え、シドニーからの長距離移動を伴い、コンディション面は万全とは言い難い。ただ、選手たちにそれを言い訳にするつもりはない。広州恒大戦(ACL第4節・1◯0)と、連戦になった横浜FM戦(J1・1st第6節・0△0)後に阿部が「そういう日程の中で戦えていることはキツいけど幸せなこと」と言っていたが、シドニーFC戦(ACL第5節・0△0)後、武藤や関根も自ら「幸せ」と口にした。また、槙野は「ACLを挟んで帰ったあとのゲームは、ウチ以外(のほかのチーム)も運動量が目に見えて落ちている。自分たちはそれを言い訳にしたくない」と気を引き締める。

 この試合は浦和にとって今季リーグ戦初となる自身より上位チームとの対戦。スペクタクルな内容はもちろんのこと、結果も求められる。日本勢一番乗りでACLラウンド16進出を決めた力と、年間1位を目指す気概を存分に見せ付けたい。(菊地 正典)

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