公式戦6試合負けなしと堅調な神戸がリーグ戦4連敗中の仙台を迎え撃った。神戸は離脱していたレアンドロが先発出場し、仙台もウイルソンが復帰。離脱者の多い仙台だが、20日のナビスコカップ第4節・福岡戦(0△0)で先発復帰したGK六反や途中出場した金久保が先発メンバー入りするなど徐々に戦力を整備してきた。神戸は上位に食らい付くために、仙台は連敗脱出を目指し、互いが[4-4-2]のシステムを採用した真っ向勝負は、神戸が幸先よく先制に成功した。
7分、藤田のロングスローから仙台DFが一度クリアするが、小林が競り合いで落とし、渡邉が鮮やかな反転シュートでゴールを決めた。だが、仙台も18分、金久保のクロスのこぼれを野沢が押し込み、同点ゴールを挙げて試合を振り出しに戻すと、仙台が堅い守備ブロックを組み、神戸がポゼッションから崩しを狙う展開へ。良い形でビルドアップから押し込む形を作った神戸だが、仙台の守備をこじ開けられない。レアンドロや渡邉が精度の高いミドルシュートを放ったがゴールとはならなかった。
後半に入ると一進一退となり、ポゼッションからの崩しと鋭いカウンターを披露し合う展開に。仙台は53分にウイルソンがチャンスを迎えたが岩波がシュートブロック、神戸は65分にペドロ・ジュニオールが裏に抜け出すが三田がカバーした。そして、72分、速攻を封じながら神戸陣内に攻め込んだ仙台が得点に結び付ける。野沢のクロスを渡部が落とし、最後は途中出場の奥埜が華麗な反転からのシュートを決めて逆転に成功した。
追いかける神戸は敵陣に押し込んで波状攻撃を続ける。仙台は渡部、平岡を中心とした堅守でこれを封じ、粘り強く神戸の攻撃をはね返し続けたが、後半ロスタイムに崩れた。終了間際に渡邉がこの日2点目を挙げ、激しいデッドヒートは痛み分けとなった。(小野 慶太)