■ヴォンフォーレ甲府
佐久間 悟監督
内容や選手のファイトを見れば彼らを褒めたい
「2週間前に(行われた第6節で)湘南に勝って、そのときは知らなかったが、リーグ戦のホームでの勝利が約8カ月ぶりということで、試合後にサポーターに挨拶に行ったときに交流時間がいつもより長めだと思っていた。今日選手には、約8カ月ぶりの歓喜の瞬間の喜びをもう一度味わえるように話した。FC東京は、まとまってスキがない強豪チームなので、われわれは粘り強く我慢して戦おうと言い聞かせた。ゲームは予想どおり、東京がしっかりと守備を構築してきた。ボールを奪ってカウンターに行きたいが、不用意にボールを失いたくもなかった。かといって、サイドを起点にボールを持たないとずっと攻められてしまう。今日、城福監督は平山選手を(先発起用に)打ってきて、守備のブロックに入り込むのではなく、空中の空間を利用してきた。それも十分にケアして前半はうまくいったが、後半にどういうカードを切ってくるのか、システム変更もあるのか注意深く見ていた。しかし、大きな変化はなかった。後半、平山選手にセットプレーから決められ、一番ケアしていたところでやられて同点になったので、チュカを入れて点を取りに行った。交代のカードは残っていて、森を入れるかベンチでコーチとディスカッションしたが、河本とクリス(クリスティアーノ)に躍動感があったので代えず、そのままゲームは終わった。ホームで勝ち点3を取りたかったが、内容や選手のファイトを見れば彼らを褒めたいと思う。勝ち点1は勝ち点3に相当すると思う」
MF 23 稲垣 祥
FC東京からのゴールは格別
「(先制のゴールシーンは)ショートコーナーのあと、誰だったのか分からなかったけど、ラストパスが出るモーションに入っているのが見えたので、空いていたスペースに走り込んだ。(FC東京U-15むさし出身なので)FC東京からのゴールは格別。ただ試合に勝てなかったので、そう喜んではいられない」
■FC東京
城福 浩監督
もう少し良いチーム状況でここに来たかった
「われわれがいまのリーグ戦やACLの流れがある中で、勝ち点3を取りたかった。その思いを持って、選手たちをピッチに送り込んだ。選手も勝負にこだわったプレーをしようとしていた。ただ先にセットプレーで失点してしまって、試合を難しくしてしまった。ハーフタイムに、『もう一度自分たちを見失わないようにいこう』とリセットして、選手もよくリカバーしてくれた。ただ、攻めても相手のカウンターを受けることが多く、やはり先に失点してしまうとこういう流れが続いてしまう。試合運びのところは反省しないといけない。あらためて、甲府は守備が堅く、カウンターも研ぎ澄まされた良いチームだった。今日は帰りの大渋滞も覚悟して小瀬(山梨中銀スタジアム)まで来てくれた東京のサポーターに勝ち点3を届けたかった。それができなかったことが残念。(古巣の甲府への思いは?)いまは(東京の)チーム、選手とともに目標に向かっている。いまはそこに集中している。ただ、できればもう少し良いチーム状況でここに来たかった。そんなに甘くはない。いまはチームビルディングの途中で、壁を乗り越えている最中。この小瀬でのアウェイ戦は楽しみでもあったけど、こういう日が来てほしくないような気もしていた」
FW 9 平山 相太
自分の特長をどう出していくか
「(610日ぶり・2014年8月23日浦和戦以来の先発出場だったが?)すごい緊張感を持って試合に入った。90分出るつもりではなく、60分でも何分でも、できる限りフルパワーで動ければいいと思っていた。個人的にもチームとしても、相手ゴールの近くで精度の高さを出すことは大事だと思う。少しずつそこの精度を上げたい。自分の特長であるヘディングも、それをチームの中でどう出していくか。そこをほかの選手とすり合わせたい」