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試合は王者と呼ぶにふさわしい完勝劇/プレミアリーグ第35節レスター×スウォンジーマッチレポート

2016/4/27 6:04


Photo: Getty Images

レスター4-0スウォンジー

「彼らは勝利に値するし、王者にふわさしい」

 試合後の会見で、スウォンジーのフランチェスコ・グイドリン監督がレスターを褒め称えた。試合は、敵将の言葉どおりの内容だった。マフレズが先制点を挙げると、セットプレーからウジョアが追加点。その後もカウンターから2点を加点し、終わってみれば4-0の圧勝だった。出場停止だったFWバーディーの不在を微塵も感じさせない、まさに“王者と呼ぶにふさわしい完勝”である。

「先制点が大きかった」とクラウディオ・ラニエリ監督が話したように、ターニングポイントはマフレズの先制ゴールだった。岡崎慎司を中心に前方へプレスをしかけていくと、スウォンジーのDFウィリアムズがまさかのパスミスを犯し、マフレズのゴールにつながった。「レスターは運も引き寄せている」とサウザンプトンの吉田麻也が以前語っていたが、今季の彼らは確かに“持っている”。失点したことで、堅守速攻のプランを練ってきたスウォンジーは前に出ざるを得ず、結果としてレスターのカウンターの餌食になった。

 そしてラニエリ監督の采配もハマった。バーディーの代わりに起用したウジョアが2ゴールの活躍。同じく控え扱いだったシュルップを左サイドMFに起用すると、ドリブル突破で存在感を発揮し、『ガーディアン』紙のMOMに選ばれた。しかも、途中交代で入ったMFオルブライトンも得点。まさに勢いに乗っている。

 2位のトッテナムが、25日に行われたウェスト・ブロミッチ戦を1-1で引き分けたことで、首位レスターとの勝ち点差は『7』に開いた。次節のマンチェスターU戦に勝利すれば、ついにレスターのリーグ優勝が決定する。その舞台は、オールド・トラフォード。栄冠に王手をかけた“ミラクル・レスター”は、夢の劇場で歴史を打ち立てるか。(田嶋 コウスケ)

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