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J2リーグ 第9節
4/23(土) 13:00 @ Gスタ

町田
1
0 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
長崎

Report マッチレポート

町田の2トップ、初の“直通”で首位浮上

2016/4/27 6:00

Photo: Atsushi Tokumaru

“ おいしいシチュエーション”をモノにした町田

「今シーズン初めてというくらい押された」と、町田のリ・ハンジェ主将はこの試合の前半を振り返る。長崎は右CB村上からのロングボールを左サイドに集め、セカンドボールの争いにもパワーを掛けていた。斜めのボールを多用する「相手のスキを作る作業」(高木監督)は間違いなく有効だった。町田はチャレンジャーとして前半からラッシュを掛ける本来の狙いを出せず、受け身の展開を強いられた。

 ただ、「決定的なピンチが何回もあったかというとそうではない。自分たちの中に最後はやられないという自信もある。ネガティブな展開ではなかった」とリ・ハンジェが胸を張るように、押し込まれても耐えるしぶとさは見せていた。相馬監督も「選手たちがよく体を張り、フリーにさせずにやってくれた」と、まず守備の奮闘を称える。

 後半になると「前にというエネルギーを早く使った」(相馬監督)ことで、長崎の足が少し止まった。それでも前掛かりの姿勢を緩めない相手に対して有効だったのがカウンターだ。FW鈴木孝は「裏があれだけ空いていたし、ボールの出しどころもフリーだった。そこで良い動き、良い持ち方ができたら精度の高いプレーもできる」と“おいしいシチュエーション”を振り返る。そんな流れから76分の決勝ゴールは生まれた。

 今季の町田は前半から勢いを持って相手に挑むがゆえに、後半は減速する展開が多かった。一方で昨季のJ3では“ラストスパート”で勝ち切る展開が多かった。現在は町田が好調な戦いぶりを見せているからこそ、相手に研究され、大胆な戦いを挑まれるというJ3時代と同じ状況が生まれつつある。町田はそんな際どい展開を冷静に、臨機応変に戦い抜いた。そしてついに、J2の首位へ浮上した。(大島 和人)

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