Photo: Atsushi Tokumaru
長崎戦のゴールは中島にとって今季5得点目だった。鈴木孝もすでに3ゴールを挙げている。町田の2トップは今季のJ2で猛威を振るっているが、二人の連係からゴールを奪う部分に多少の課題があった。厚みのある攻撃は町田の武器だが、少ない人数で手早くゴールを陥れられたら試合運びはラクになる。長崎戦のような苦しい展開なら、なおさら少人数のアタックが生きる。中島も「攻められていたけれど、僕と(鈴木)孝司でDFを裏返せばチャンスは絶対にあると思っていた」と我慢の展開の中でゴールのイメージを思い描いていた。
かくして二人のラインが今季初めて“直通”した。76分の決勝ゴールは…