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[柏]公式戦5連勝中。太陽王はなぜよみがえったのか?/柏レイソル特集

2016/4/29 11:30



柏が上昇曲線を描き始めた3つの理由に迫る

「手ごたえをつかんでいるし、少しずつ上積みもされている。そのうち勝てるようになるだろうとは思っている」

 いまから1カ月ほど前の3月下旬。チーム状況を問われた下平監督は、笑顔を見せてそう答えていた。その時点では未勝利の真っ只中とあって、建前の意を含んだコメントにも思えたが、いまになってみればまるで下平監督は1カ月先のチーム状況を予期していたかのようだった。

「家族の健康上の問題」を理由に辞任を表明したミルトン・メンデス監督のあとを受けて、下平監督が指揮を執ったのはJ1・1st第4節の新潟戦(2△2)からだ。就任直後、下平監督が真っ先に手を付けたのは失点の多さが目立っていた守備面の統制と、クラブの哲学でもあるポゼッションスタイルへの回帰である。そこにメンデス前監督のアグレッシブさを取り入れただけでなく、「シモさん(下平監督)自身が現役時代はクラッシャーだったから、球際の強度や戦う意識を強く求めてくる」(栗澤)と言うように、攻守両面の戦術に加え、メンタリティーの部分でもチームの意識改革を進めていった。

 就任からの公式戦4試合は3分1敗と結果は出なかった。しかし、6日のナビスコカップ第3節・横浜FM戦(3◯1)で今季初白星を飾ると、そこから公式戦5連勝を果たし、一気に上昇曲線を描き始めた。なぜ柏はよみがえったのか? その復活の理由に迫る。(鈴木 潤)

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