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[FC東京]城福トーキョー、真価を問われる大一番/AFCチャンピオンズリーグ ビン・ズオン戦プレビュー

2016/5/2 14:54



高温多湿の敵地戦。勝てばラウンド16進出が決定

 勝てば、グループステージ2位に浮上し、ラウンド16進出が決まる。相手は、最下位のビン・ズオン。ホームで戦った試合は、3-1で快勝を収めている。しかし、今回の勝負は一筋縄ではいかないだろう。

 最高気温35℃以上。現在雨季に入ったベトナムは、連日高温多湿の気候となっている。アウェイチームにとってそれがどれほど悪影響になるかは、これまでの戦績を見ても明らかだ。ブラジル代表レベルの助っ人を多くそろえる中国の江蘇蘇寧も、FC東京がホームとアウェイでともに敗北を喫した韓国王者・全北現代も、ビン・ズオンのホームではいずれも勝てていない。さらに、その2試合はどちらも退場者が出ているという事実が気になるところ。蒸し暑さだけでなく、体力を削ぎ落とすような戦いを挑んでくるビン・ズオンに対して、気力と体力を徐々に消耗してしまう。そんな戦いが予想できるのである。

 FC東京は最低限の暑熱対策として、普段のアジア遠征よりも早めに現地入り。すでに1日夜の便でベトナムに飛び立っている。池田誠剛フィジカルコーチはこう語る。「1日早く現地入りするだけでも効果は違う。あとは雨季なのでピッチも軟弱。スタジアムと同じ芝生の練習場で多くトレーニングできるところも大事。選手に早く気候に順応してもらいたい」

 一方、低迷するチーム状況をどう打破するか。悪条件でのプレー以上に、重要なポイントでもある。現在公式戦5試合勝利なし(1分4敗)。城福監督の采配も裏目に出始めてきた中で、4月30日には選手のみでのミーティングを実施。その内容を主将の森重や副主将の米本が城福監督やコーチに報告した。負けは許されない一戦で、あらためて「チーム一丸となって」(城福監督)戦えるかどうか。激しい消耗戦になることが必至の一戦。それはチームの命運も懸けた戦いとなる。(西川 結城)

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