Feature 特集

[浦和]浦項戦に燃える彼らが浦和をさらに強くする/AFCチャンピオンズリーグ浦項戦試合前コラム

2016/5/2 14:58


Photo: Norio Rokukawa

 ACLでは前節のシドニーFC戦(0△0)までグループステージ突破を目指す戦いが続いた。それは主力を休ませられないと同時に、主力以外の選手を試す、または経験を積ませる機会がなかったということだ。今回の浦項戦も先発を読むのは難しいが、主力の多くは欠場が濃厚。その中でこれまで出場機会が限られていた選手はモチベーションを上げている。

 ACLで先発出場を続けているズラタンは、浦項戦も先発が濃厚だ。4月5日の第4節・広州恒大戦(1◯0)で腰を痛めてリーグ戦ではメンバー外が続いたが、4月20日のシドニーFC戦で復帰。しかし今度は右足首を負傷し、名古屋戦(J1・1st第9節・4◯1)前日までは別メニュー調整。ようやく名古屋戦翌日から練習に合流し、「限りなく普通に近い状態で練習できている」と復調をアピールしている。そしてどんなプレーを見せたいかを問われると、第一声で「まずゴールを決めたい」と話した。その後、「一番重要なことはチームに貢献して結果を出すこと」としたが、「僕にはまだ良いクオリティーがあるということを皆さんに見せていきたい」と興梠、李、武藤の好調トリオに匹敵する活躍を期している。

「試合に出ていないメンバーにとっては大事な試合」と話したのは石原だ。けがから復帰しながら、今季ここまでの公式戦出場はわずか3試合でいずれも途中出場。メンバー外も少なくないストライカーは、「最近はやっと違和感なく、不安なくやれるようになってきた。本当にここから」と語り、浦項戦を完全復活の足掛かりにするつもりだ。

 もちろん彼らだけではない。多くの選手がそのチャンスをつかもうとしている。ペトロヴィッチ監督は「(主力を)休ませた上でモチベーションが高い選手を起用したほうがうまくいくこともある」と話したが、選手たちはその期待に応えられるか。今後も続いていく連戦に向けて、チームの底上げは必須だ。(菊地 正典)

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会