前節の先発から5名を入れ替えるなど、7試合未勝利から脱するために“変化”を目指す長崎。一方、先発変更は1名だけで、5戦無敗を“継続”したい横浜FC。両チームの対戦は、佐藤謙介の「結果が付いてきているぶん、続けることができている」の言葉が示すとおり、結果から得た自信に支えられた横浜FCが長崎に2点差を付けて振り切ることに成功した。
前半はほぼ長崎のペースだった。第2節(清水戦・0●3)で負ったけがから復帰した養父を起点にしたパスで、西河を中心とした横浜FCの守備陣を揺さぶり、永井、田中輝、木村がリズム良く攻撃を展開。だが、ハーフタイムに「相手のフィードが両サイドから来ることを予測するように伝え、アグレッシブさとセカンドボールを収めることを強調した」(ミロシュ・ルス監督)という横浜FCが反撃を開始。59分に佐藤謙介が得たPKをイバが決めてリードすると、一度は永井に同点ゴールを許したものの、途中出場の大久保哲哉が83分に気迫のヘディングを決めて再び勝ち越し。86分にも津田がダメ押しの3点目を決めて、これまで一度も勝ったことがなかった長崎をついに破ることに成功。6戦無敗を達成した。
一方の長崎は14本のシュートを放ちながら1得点に終わり、これで8戦未勝利。これまでのゲームで最もアグレッシブさを出せたものの、課題を残すこととなった。(藤原 裕久)