14位の新潟が、13位の甲府をホームに迎えた一戦。リーグ戦3連敗中の新潟は「勝ち点3しかない」(田中達也)という強い気持ちでこの試合に臨んだ。
試合は立ち上がりから、互いのチームの狙いがはっきりと表れた。自陣で[5-4-1]のブロックを形成し、カウンターを伺う甲府。[4-1-4-1]の布陣でボールを保持し、左右に振るパスワークでバイタルエリアに穴を開け、中央突破を図る新潟。しかしスコアが動いたのは、セットプレーからだった。14分、クリスティアーノが放った鋭いグラウンダーのFKは川浪にはじかれるが、こぼれ球を田中佑昌が決め甲府が先制。だが新潟も18分、加藤のFKからこぼれたボールに田中達也が詰め、すぐに同点とする。
1-1で迎えた後半も、再びセットプレーで勝ち越したのは甲府。60分に自身で得たFKをクリスティアーノがゴールに突き刺した。その後、新潟は野津田を投入。75分、野津田、指宿、加藤のコンビネーションでペナルティーエリアに侵入すると、相手のクリアミスがオウンゴールとなり同点に。その後も端山、伊藤ら途中出場の選手を中心に攻め込むが、スコアは動かず。勝利こそならなかったものの、二度追い付いた新潟は、4試合ぶりに勝ち点を手にした。(野本 桂子)