Photo: Norio Rokukawa
交代で揺さぶった川崎F。大島の個の力で追い付く
勝てば暫定で首位に立つ川崎Fは、中村をトップ下に置く[4-2-3-1]でスタート。一方、6試合勝利のない仙台は、前日(3日)のミニゲームではプレーしていた平岡が欠場。大岩と渡部がCBでコンビを組み、空席の右SBには蜂須賀が、石川直が出場停止の左SBには二見が、それぞれ入った。
立ち上がりは仙台が高い位置からのプレッシャーを武器にしてチャンスを作るが、クロスの精度を欠きシュートは枠内に行かず。徐々に川崎Fが主導権を握り、仙台陣内でボールを奪って連続攻撃をしかけ、仙台はカウンターで対抗する、という流れに変わった。しかし両チームとも中盤でのカットが続き、なかなかシュートまで持ち込めないまま時間は進む。
ハーフタイム間近の45分には川崎Fが中央から決定機を迎えて中村が押し込んだが、その前のプレーがオフサイドのためにノーゴール。前半は双方スコアレスで終わった。
後半に入ると川崎Fはエウシーニョを中盤に上げ、ボランチの谷口を右SBに下ろす配置転換を実行。小林と大久保で2トップを組む[4-4-2]に形を変えた。54分には森谷に代えて車屋を投入し、登里も中盤に上げ、攻撃の圧力を強めた。さらに65分には、三好投入で再びエウシーニョのポジションを変えて[4-2-3-1]に戻し、仙台を揺さぶりにかかった。
しかし、ここから先手を取っていったのは仙台。70分、川崎Fの右サイドでのパス交換でバランスを崩すと、野沢が上げたクロスを最後は富田が頭で押し込んだ。だが、川崎Fは右サイドから3分後にお返し。大島がドリブルで持ち込み、そのまま決めて追い付いた。
互いに駆け引きをしながらの攻防は追加点が生まれないまま終わり、勝ち点1を分け合う結果となった。(板垣 晴朗)