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J1リーグ 第10節
5/4(水) 14:00 @ ベススタ

福岡
1
0 前半 1
1 後半 1
試合終了
2
大宮

Report マッチレポート

プランどおりでも敗れた福岡。したたかな大宮に軍配

2016/5/5 6:00

 15分、大山の蹴った右CKのこぼれ球を横山が反応鋭く押し込んで大宮が先制したものの、それまでも、そしてそれ以降も前への勢いを生かして押し込んだのは福岡だった。

 前節のFC東京戦(1◯0)で今季初勝利を生んだ攻撃的な姿勢を継続するために、井原監督は今節も[4-4-2]を採用。前線からのプレッシングで大宮のビルドアップに制限を掛けながら、インターセプトや激しいボール奪取からショートカウンターにつなげて大宮陣内に攻め込んだ。そうやって前半からスローインを含めた多くのセットプレーを獲得して、持ち味である“セットプレーからの得点力”を生かすチャンスを得たものの、大宮の守備陣がうまく対応。菊地や河本にムルジャも加えた集中力の高い守備で、ウェリントンの“頭”の脅威を抑えた。

 福岡の厳しいプレスと、家長という攻撃の軸を欠いたことで速攻も遅攻も中途半端な出来に終わり、守備に回る時間が長くなった大宮。しかし、少ないチャンスを的確に生かして試合を優位に進めるしたたかさは光った。48分、相手陣内左サイドでムルジャが田村からボールを奪うと、すかさずクロスを挙げる。これを沼田が走り込みながらの左足ボレーで合わせて、大宮が貴重な追加点を挙げた。

 その後も福岡の勢いは簡単には衰えず、61分、左サイドの亀川からのクロスをウェリントンがヘディングし、DFに当たってこぼれたボールを金森が右足ボレーで叩き込んで1点差に。ただ、それ以降の攻撃は焦りと疲れもあったのだろう、相手最終ラインの背後とウェリントンへのロングボールという縦に偏重したモノとなり、大宮守備陣を助ける格好になってしまった。

 試合後、「負けたのか、と思えるくらい、プランどおりに進んだゲーム」という井原監督の言葉は素直な感想だろう。そんな不思議な感覚は、大宮が見せたしたたかさによってもたらされたと言ってよい。(島田 徹)

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