Photo: F.C.TOKYO
体力と精神力の勝負を制し、覚悟を見せたFC東京
勝てばグループステージ突破が決まる最終節、直近の公式戦5試合勝利がなかったFC東京は前田の2ゴールでビン・ズオンを下し、グループ2位で4年ぶりのラウンド16進出を決めた。
直近のリーグ戦から先発を6人を入れ替えたFC東京は序盤、右サイドを起点に攻撃。11分には水沼のクロスから最後は東が決定機を迎え、13分には水沼のミドルシュートが相手ゴールを強襲した。そして先制点が生まれたのは21分。中央で水沼がボールを受けると橋本がオーバーラップ。スルーパスを受けると、飛び出した相手GKをかわして浮かせたクロスを送り、これを前田がヘディンクで押し込んだ。
先制した直後は、レ・コン・ビンのミドルシュートをGK秋元が好セーブでCKに逃れるなど、危ないシーンもあったが、その後はFC東京がボールを握りゆったりと試合を進めた。ビン・ズオンはさほどボールを奪いに来ることがなく、遠目から何度か狙ったクロスも精度を欠いたが、前半終了間際に攻撃がややスピードアップする。44分にはヘンリーが落としたボールをまたもレ・コン・ビンが、ミドルレンジからポストを強く叩くシュートを放った。
後半に入り、55分、相手のパスミスを奪った前田がペナルティーエリアの外から放ったシュートがゴールネットを揺らして追加点を挙げた。しかし、68分、中央をドリブルで突破したアモゴを丸山が倒してPKを献上。これをレ・コン・ビンが決めて1点差に詰め寄られた。35℃近い猛暑での試合は終盤、体力と精神力の勝負になったが、途中出場の米本が再三相手ボールを奪って時間を作るなど、献身的な仕事で相手の反撃を1点に抑え切った。
同時刻に行われていたグループEのもう1試合は全北現代と江蘇蘇寧が2-2で引き分け、この結果、FC東京は江蘇蘇寧をかわして2位となり、次のステージへの挑戦権をつかみ取った。