■モンテディオ山形
ホームの山形は、8試合勝利なしのあと、2連勝。いまだ下位脱出を目指す位置にいるが、その先の上位追撃を見据えた態勢に入りつつある。ここ2試合は無失点で乗り切っているが、どれだけ集中してもアクシデントで失点するケースはあり得る。確実に勝利を手にするためにも、チャンスの回数とゴール数を増やす攻撃精度の向上は不可欠だ。リーグ戦でのホームゲーム勝利は、昨年5月10日、J1・1st第11節以降ない。3連勝とともに、約1年ぶりのホームゲーム勝利にも挑戦する一戦となる。
対する群馬は、前節・山口戦に続くアウェイ連戦。両サイドの運動量を生かしたサイドアタックは迫力があり、チャンスも少ないわけではないが、思うように得点にはつながらず、勝利なしの状態が9試合続いている。結果が出ないことでチームの方向性が揺らぎやすくなるが、戦い方の共通認識をチーム全体で確認して臨めるか。それがこの苦境を脱するためのカギとなる。(佐藤 円)
■ザスパクサツ群馬
前節・山口戦で雨のピッチに苦しみ、0-2で敗戦した群馬。開幕2連勝以降、9試合連続で白星から遠ざかる状態が続いている。順位もジワジワと下がり、現在は19位。降格ゾーンが視界に入ってきてしまっている。最近5試合では1分4敗と、泥沼に片足を踏み入れている。守備は前節も2失点するなど、不安定な状態が続く。CB坪内、GK清水、ボランチ松下のセンターラインが耐え切れず、ゴールを割られるシーンが増えてきているのが不安材料だ。攻撃は常盤、高橋が奮闘しているものの、結果に届いていない。チームが狙っているカウンターが相手に警戒され、逆に裏のスペースを突かれる悪循環に陥っている。服部監督は、攻守のメンバーをやりくりして再起を図るが、勝ち点に結び付いていない。山形戦はチームにとって正真正銘の正念場。10試合ぶりの勝利のみが求められている。(伊藤 寿学)