直近のリーグ戦5試合に注目すると、勝ちなしの1分4敗で15位の新潟と、負けと勝ちが交互に続き、2勝3敗で11位のG大阪。波に乗り切れないチーム同士、浮上の契機をつかみたい一戦。ともに攻め合う好ゲームは、『1』を分け合う結果となった。
互いに前節から4名を入れ替えてのスタート。新潟は平松、前野が今季初先発。G大阪は岩下が最終ラインに復帰した。序盤は丁寧なビルドアップで攻撃するG大阪がボールを支配するが、決定機を作れずにいると、平松のポストプレーを起点に、シンプルにゴールを目指す新潟がペースを握り始める。最大の決定機だった38分の宇佐美のヘディングシュートは、新潟の守護神・守田がクリアした。
0-0で迎えた後半も、立ち上がりから新潟が圧倒。だが63分、68分と迎えた絶好の決定機を平松が外してしまう。その後はオープンな展開となるも両軍得点を奪えず、そのままスコアレスドロー。新潟にとって、待ち焦がれた今季ホーム初勝利は、またもお預けになった。だが、最後までアグレッシブに戦い抜く姿勢を取り戻したオレンジの戦士たちには、サポーターから大きな拍手が送られた。
次節から首位・浦和、2位・川崎Fと上位との対戦が続く新潟にとって弾みになる『1』となった一方、アウェイチームには青黒サポーターから厳しいブーイングが注がれた。決定力不足は引き続きの課題となる。(野本 桂子)