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J2リーグ 第12節
5/7(土) 16:00 @ たけびし

京都
1
0 前半 0
1 後半 1
試合終了
1
千葉

Column 試合後コラム

[京都]京都がゴールデンウィークに得た成功体験

2016/5/11 11:30

 C大阪、清水、千葉。強敵との対戦が続いたゴールデンウィークの3連戦を、京都は2勝1分で乗り切った。勝ち点7を積み上げた結果に加え、大きな成果となったのが“難しい相手に守り勝つ”成功体験を得たことだ。第10節・C大阪戦(2○0)、第11節・清水戦(2○1)は90分をとおして見れば相手に支配されたゲームだった。それでも、苦しい時間を粘り強く耐えてカウンターやセットプレーでリードを奪う戦いぶりには、相手の番記者から「完敗」の声も上がっていた。“堅守”という部分では、上位陣と対等以上のモノを示すことができたと言っていい。

 3連戦最後の千葉戦は土壇場で同点にされる悔いが残るドローだった。しかし、手堅く勝ち切る流れを終了直前まで作れていたことも事実。選手たちも試合ごとにチームの成長を感じている。それは主将の菅野の言葉にも表れていた。勝利した清水戦のあとに「まだまだ幼い時間帯やミスがある」と戒めていた菅野の言葉は、千葉戦後には「ゲームを重ねてチームがすごく前進している」へと変化した。

 もちろん、さらに上位を狙うためにはまだクリアすべき課題も多い。第4節・長崎戦(0△0)、第9節・徳島戦(0●1)のように相手が割り切って引いてきたゲームをどう結果につなげるのか。戦力として見込まれていた田村、荻野ら若手選手のアピールにも物足りなさを感じる。そもそも、今季のテーマに掲げた“攻守に主導権を取るアクションサッカー”は、まだ萌芽のようなモノしか見えてきていない。

 ただし、開幕前の石丸監督がたびたび口にしていたのは「(昨季最終順位の)17位からのスタート」ということ。まだ開幕から3カ月。選手が大幅に入れ替わった事情を考えれば、いまはチームが成長の第一段階にあるという見方もできるだろう。計算が立った“堅守”をベースに、今後どれだけのモノを上積みできるのか。この3連戦がピークではなく、京都というチームにまだ伸びシロがあるということを、これからのゲームの中で証明していく必要がある。 ( 川瀬 太補)

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