■FC町田ゼルビア
1位が一番強いわけではない
主将のリ・ハンジェは「いま(暫定順位が)1位だからといって僕たちが一番強いわけではない。チャレンジャーとして地に足を付けて、背伸びし過ぎず、現状を踏まえた上でやれることをやっていくのが大切」と説く。町田は11戦にわたって負けがないが、一つひとつの試合を振り返れば“ギリギリ”の展開だった。今週、チームが時間を割いたのは守備組織のベースとなる距離感、ポジショニングといった基本の再確認。前から圧力を掛ける戦いを旨とする町田だが、「時間帯、流れによって下がらなければいけないケースも出てくる。そこで我慢できるかどうかが、勝ち点に直結する」(相馬監督)という現状認識から、地道に初夏の戦いへ備えている。(大島 和人)
■ギラヴァンツ北九州
求めるのは“攻撃的な守備”
山形との開幕戦(1◯0)で勝利を収めて以来、11戦連続未勝利という苦しい状況の中で迎える首位チームとの対戦でまず必要なのは、メンタル面のコントロールだろう。勢いのあるチームに対して、消極的な戦い方で勝ち点を手にすることなどできないと考える柱谷監督は、「良い守備から入って良い攻撃につなげたい。そのために、ライン間に入って来たボールに強いプレッシャーを掛けて、ボールを奪う回数を増やす。前向きにボールを奪うことで攻撃にもパワーが生まれるはず」と言い、“攻撃的な守備”を求めることで選手のメンタルをアグレッシブなモノに変えようと考えている。連戦をこなしたことで“超回復”が期待できる負傷明けの原、小松の2トップの働きにも注目だ。(島田 徹)