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[FC東京]かつてはね返された“16”の壁に挑む/AFCチャンピオンズリーグラウンド16上海上港戦プレビュー

2016/5/16 11:30


Photos: Getty Images

“やらなければいけないサッカー”を恐れずにやる

 4年ぶりにACLラウンド16に進出したFC東京は、17日にホーム、24日にアウェイで中国の上海上港と対戦する。

 現在のクラブ状況を整理すると、FC東京は今季のJ1リーグはここまで11試合を戦い4勝2分5敗の12位(暫定順位)と低迷している。一方の上海上港は中国スーパーリーグここまで9試合の戦績は5勝2分2敗で16チーム中3位と好位置につける。ちなみに首位を走るのは今大会で浦和と同じグループに入り敗退した広州恒大。2位はFC東京に競り負け、こちらも敗退となった江蘇蘇寧。いずれもACLでは日本勢の後塵を拝しているだけに、今回も必要以上に上海上港を恐れることなく戦うことも重要だ。

 FC東京は公式戦5試合勝利なし(1分4敗)というドン底状態を脱出し、直近の3試合は2勝1分と持ち直してきている。その最大の要因は、「まずは守備から」という意識を選手全員で徹底し、球際での争いや走力を上げるといった、根本的なプレーの見直しがなされたところにある。さらにここ2試合は布陣を[4-3-3]に変更。相手のスペースを消した現実的な戦い方をすることによって、成果を上げている。

 主将の森重も、チームの勝利に向けてあらためてこう語る。「自分たちがやりたいサッカーと、いまやらなければいけないサッカーがある。こういう現実的な戦いもやっていかないといけない」。中国のクラブは攻撃で強みを発揮するクラブが多く、上海上港もグループステージの第4節・G大阪戦では実にホームチームの3倍以上の25本のシュートを放ち、2-0で快勝している。FC東京はDF丸山を出場停止で欠くが、いまのチームの流れを作っている守備面での出来が勝利のカギを握ることは間違いない。いま一度、粘り強さが試されている。(西川 結城)

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