Feature 特集

[浦和]浦和一丸。無失点が最大のミッション/AFCチャンピオンズリーグラウンド16FCソウル戦プレビュー

2016/5/18 6:00


Photos: Getty Images

増してきた一体感。アジアに浦和の名を刻め

 頂点を目指す戦いの幕開けだ。浦和がACLの決勝トーナメントに挑むのは、ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ08年以来、8年ぶりとなる。すべての大会で昨季以上の成績を残すことを目標に掲げた浦和にとって、ACLではグループステージを突破することがひとまずの目標だったが、ここからはアジアの頂点に向けた挑戦になる。

 ラウンド16で対戦するFCソウルは広島と同居するグループFで1試合を残して1位通過する強さを見せ、「アジアの中でも一番強いチームに数えられる」(ペトロヴィッチ監督)。その相手を避けるためにグループ1位通過を望んでいた面もあったが、韓国は中国と比べて移動距離が少なく、また、チームが良い状態で強豪と対戦できることはむしろポジティブなこととも言える。もちろん、第1戦の状況を受けて戦えることや、延長、PK戦もあり得ることを考えれば、第2戦をホームで戦えるほうが有利だという見方もあるが、ラウンド16の初戦を慣れ親しんだ場所で、サポーターの声援を受けながら戦えることは「大きい」(西川)ことでもある。

 16日には、淵田敬三社長をはじめクラブスタッフが、浦和駅周辺で「浦和の赤で染め尽くせ!」と書かれたチラシを配布した。クラブ主導では13年のJ1開幕前以来、3年ぶりのこと。また、クラブハウスでは練習見学の際に利用できるサポーターズカフェの窓にもそのチラシが貼られている。こちらも異例のことだ。それはすなわち、この試合に懸けるクラブの意気込みの表れ。浦和はチーム、クラブ、ファン・サポーターが一体となって戦うことを常に意識しているが、その意識はより強くなっている。「アジアに浦和レッズの名を残せるように頑張りたい」と力強く話したのは西川。その戦いが始まる。(菊地 正典)

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会