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J2リーグ 第13節
5/15(日) 16:00 @ ヨドコウ

C大阪
2
2 前半 1
0 後半 3
試合終了
4
山口

Report マッチレポート

維新の波は長州から。山口、C大阪に攻め勝つ

2016/5/18 6:00

落ちない集中力と運動量。山口逆転は偶然にあらず

 シーソーゲームとなった一戦、先手を取ったのは山口だ。前から勢い良くプレッシャーを掛けて庄司を中心にボールを動かすと、12分、福満のスルーパスに抜け出した右SB小池が先制点を奪った。試合前、C大阪の選手たちは山口について、「スペースへのランニングが一番の武器」(田中)、「1本のパスで崩す力がある」(松田)とそれぞれに警戒していたが、この場面では、パスの出し手に対する寄せも甘く、受け手にも完璧に裏を取られた。

 押され気味のC大阪だったが、前から奪いに来る山口の裏のスペースを活用してチャンスを作ると、25分、個の力で局面を打開する。ブルーノ・メネゲウが自陣からドリブルで運び、松田へ展開。松田のクロスに飛び込んだ杉本と競ったGK一森がパンチではじいたところをメネゲウがダイレクトで合わせてゴールにねじ込んだ。その2分後、今度はソウザのロングパスに対する香川のクリアが中途半端になり、こぼれ球を拾った杉本が柿谷とのワンツーでサイドを崩して柿谷へラストパス。抜け出した柿谷がGKとの1対1を決めて、C大阪が瞬く間に逆転に成功した。

 攻守に狙いどおり試合に入った山口に対して、個々の力を見せ付けたC大阪が後半に入ってもペースを握ったが、3点目を決めることができない。すると、流れは山口へ傾く。大熊監督は守備のテコ入れとして茂庭を入れるも、この交代直後、スローインの流れから失点。さらに、足が止まり始めたC大阪が広大なスペースを山口に与え始めると、72分、見事なパスワークから鳥養にこの試合2点目となるゴールを決められ逆転を許した。追いかける展開となったC大阪は玉田と関口を慌ててピッチに送るも、守備の甘さを突かれてカウンターから4失点目を喫して万事休す。

 終盤に瓦解したC大阪に対して、最後まで集中力と運動量が落ちなかった山口が自慢の攻撃力を遺憾なく発揮。敵地で見事な逆転勝利を収め、3位に浮上した。(小田 尚史)

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