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J2リーグ 第13節
5/15(日) 16:00 @ ニンスタ

愛媛
0
0 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
京都

Report マッチレポート

古都に現れた新星。19歳・沼大希が決勝点

2016/5/18 6:00

京都期待のルーキーが投入3分後に結果を出す

 愛媛を古巣とする京都の石丸監督は「愛媛の[3-4-2-1]をどうやって崩すのか楽しみな部分があった」と、2年前に自身がベースを築いたチームに立ち向かった。しかし、完成度が増した愛媛の組織を崩すことは容易ではなく、「やりにくさがあった」と苦戦。愛媛の前線からのプレッシャーを正面から受ける形となり、ロングボールを蹴って前線の個の能力頼みで勝負を懸けざるを得なかった。逆に、チーム全体でハードワークを見せる愛媛にペースを握られる時間も長く、両ワイドを起点に攻め込まれる。それでも京都の堅く形成された守備のブロックが破綻することはなく、お互いに見せ場と言える決定機を作れないまま試合は我慢比べの展開が続いた。

 そんな中、先に動いたのは愛媛。60分、ベンチスタートだったエースの河原を投入して前線での動き出しの活性化を図ると、その11分後には愛媛の切り札であるドリブラー・白井をピッチに送り込んで一気に勝負を懸けた。しかし、それでも京都の守備ブロックは大きく動じることなく、逆に愛媛のミスを誘ってカウンターから攻撃の糸口を見いだした。

 そしてスコアが動かない戦況をじっと見つめていた石丸監督も85分についに動く。今節がJデビュー戦となる沼を投入。すると、この19歳のルーキーがすぐさまその期待に応える。投入から3分後、高い位置で相手のパスをインターセプトすると、エスクデロがペナルティーエリア内に切り込み、裏へ走り込んだ沼へラストパス。右足を振り抜いた沼のシュートは「狙いどおりではなかった」(沼)ものの、ニアサイドのゴールネットを揺らした。これが決勝ゴールとなって京都が敵地で勝利を挙げた。

 京都の石丸監督は「僕の采配とかではなく、彼の実力がチームを勝利に導いてくれた。あの短い時間で決めてくれたのはありがたい」と沼に感謝すると同時に、昨季2戦2敗の古巣に対して雪辱を果たした。(松本 隆志)

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