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初戦のつまずきが狂わせた歯車
昨季にリーグ史上最多の勝ち点を獲得してJリーグ王者となり、昨年末に出場したクラブW杯で各大陸王者と戦って3位に輝いた広島は、今季のクラブW杯にアジア王者として戻ることを大きな目標の一つに掲げてシーズンのスタートを切った。
オフにはチーム内得点王のドウグラスが去ってピーター・ウタカが加入。前線の再構築を迫られたが、それは広島にとって毎年の慣例行事。むしろ森保監督は「戦力が多く残ってくれたので、今季は昨季の上積みができる」とチームの総合力に確かな自信を持ってACLに挑んだ。
しかし、結果はグループステージ敗退。自分たちへの期待が大きかったがゆえに失望も大きい。「監督になって3回目のACLの挑戦だったが、今季が