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[浦和]完封勝利。アジアに見せ付けた浦和の“強さ”/AFCチャンピオンズリーグラウンド16第1戦 FCソウル戦マッチレポート

2016/5/20 6:00


Photo: Norio Rokukawa

アジア最強攻撃陣を完封。8強進出へ大きく前進

 1-0での勝利。選手たちが「2点目、3点目がほしかった」と口をそろえたように、最高の結果ではなかったかもしれない。しかし、2戦合計スコアが並んだ場合、2倍の価値を持つアウェイゴールを一つも与えることなく勝利できたことは浦和の成長を物語っていた。

 序盤は互いに慎重だったが、攻撃的なスタイルを標榜する両チームらしく、ボールを持てば速いテンポでパスをつなぎ攻撃をしかけ合う。その中で先制点は14分に生まれた。森脇の右サイドからのサイドチェンジを左サイドから走り込んだ宇賀神がワンタッチで折り返すと、このボールが直接ゴールへ吸い込まれた。早い時間帯に待望の先制点を奪った浦和はボールを支配しながらサイドの裏のスペースを狙ってチャンスを作る。一方でFCソウルも同点を狙って攻撃をしかけ、一進一退の攻防が続く。40分には裏に抜けたアドリアーノがGKと1対1になりかけるが、戻った遠藤がスライディングするとシュートは枠を外れた。

 後半に入ると浦和は前半よりプレッシングの位置を高く設定し、アグレッシブな戦いで追加点を奪いに行く。しかし、時間の経過とともにFCソウルが押し込むようになり、196cmの長身DFシム・ウヨンを入れてパワープレーに出ると、「どっちかと言うと1点を守る展開になってしまった」(遠藤)。それでもシム・ウヨンにFWのズラタンを付け、89分には西川がアドリアーノの1対1を止めるなど、最後まで集中を切らすことなくグループステージで最多得点を挙げたFCソウルを完封した。

 試合後、スタジアムを一周する選手たちを北ゴール裏のサポーターは“赤き血のイレブン”で迎えた。「世界に見せ付けろ俺たちの誇り」。その歌は選手がスタジアムをあとにするまで続いた。ベスト8進出に向け、次はソウルでその誇りを示す。(菊地 正典 )

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