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「ACLに出て勝つためには何が必要なのかいつも考えている」下平 隆宏監督(柏レイソル)/インタビューその①

2016/5/20 15:00 1



監督就任は「俺がやるしかない」と思った

―まずは監督に就任して2カ月が経ちますが、現在のチーム状況をどう見ていますか?
「監督としては就任して勝てない時期があって、そこから一つ勝って波に乗れたというか、連勝が続いていったので、本当に1試合1試合無我夢中でやって来たという感じですね。フロンターレに負けて(5月8日のJ1・1st第11節・1●3)、1回リセットをして、もう1回しっかりとチーム作りをしていきたいと思います。勢いで勝てていた部分もあったので、きちんと見つめ直していこうと考えています」

―連勝が止まったことで気付かされた部分などはありましたか?
「『こういうふうにチームを作っていきたい』とベースがありながらも、少しそれとは違う方向で勝ち進んでいったというのがあったので、もう1回選手も含めて、見直したいなというのはありますね」

―それにしても監督就任は突然のことでした。決断まではどれくらいの時間があったのでしょうか?
「監督就任の話が来たときは考える間もなく、『俺がやるしかない』と思いました」

―就任した際には『ACL出場』という目標を掲げました。選手たちには具体的にどんな言葉を掛けたのですか?
「まず、(ミルトン・メンデス前監督が辞任した3月12日のJ1・1st第3節・磐田戦の)翌日に練習試合があって、そこが監督としてのスタートの日でした。その日のミーティングで選手を全員集めて、『ACLで優勝したい』と。『そのためにはACLに出ないといけないので、その目標に向けたチーム作りをしたい』という話をしました。サッカーの中身に関しては、4つのモメント(局面)があると考えています。『攻撃』、『守備』、『攻撃から守備』、『守備から攻撃』というサッカーのサイクルについて説明をして、そこにもう一つ、…

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