愛媛の木山監督は「サッカーではよくあることだけど、たくさんチャンスを作ってもそこで決め切れなくて、相手の一本のスーパーシュートが入ってゲームの流れができていく」と試合を振り返った。
豊富なバリエーションからゴールに迫り、16本ものシュートを放った愛媛。「間、間にシャドー、ウイングバックの選手が入ってきた」と森下監督。金沢の[4-4-2]に対して、愛媛は[3-4-2-1]のシステムでミスマッチをうまく突いた。だが、先制したのは金沢だった。36分、アン・ビョンジュンからパスを受けた安東が、思い切り右足を振り抜いたシュートがゴールネットに突き刺ささり、今季初ゴール。これまでの試合でも積極的に狙っていた安東。その姿勢が報われたJ2初得点だった。そのままリードして前半を折り返した金沢。しかし、後半も流れは愛媛ペース。開始から立て続けにチャンスを作り、セットプレーも数多く手にしていた。しかし、そんな劣勢の中で金沢は73分に金子が追加点を奪う。押し込み続けた愛媛だが、86分に瀬沼が1点を返すにとどまり、そのまま試合終了。
守備陣が水際で粘り強く対応した金沢が、約半年ぶりにホームで白星を挙げ、最下位を脱出。3戦負けなしとなった。(野中 拓也)