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[FC東京]猛る相手を 抑え、いざ、未踏の8強へ/AFCチャンピオンズリーグラウンド16第2戦 上海上港戦プレビュー

2016/5/23 11:30


Photos: Getty Images

ポイントは守備面。気がかりは水沼の状態

 新たなクラブ史を刻むときが来た。4年前の12年に初めてACLに参戦したFC東京は、ラウンド16の舞台で広州恒大に0-1の惜敗(当時ラウンド16は一発勝負)。敵地のピッチで涙を呑んだ。「その先(ベスト8以降)は未知の世界。そこに辿り着きたい」(森重)。特に4年前の悔恨を経験した選手たちにとっては、なおさらリベンジの思いが強い。

 2度目のアジア挑戦となる今大会。FC東京は優勝候補に挙げられた全北現代や約125億円を使った大型補強でサッカー界を騒がせた江蘇蘇寧ら、難敵がそろうグループステージを2位で突破。そして17日に行われたラウンド16第1戦、上海上港相手にホームで2-1と競り勝ち、リードを得た上で今回のアウェイ戦に臨むことになった。勝てば文句なしのベスト8進出。引き分けでも決まる。自分たちの手で、力で、次なる扉を開くことができる状態だ。

 チームの近況だが、まず第1戦で2得点を挙げる活躍を見せた水沼がその試合で実は右足付け根の筋肉を負傷。さらに21日には都内で自動車事故を起こしてしまった。こちらは被害者、本人ともにけがはなく、水沼も反省と再発防止を誓ったが、負傷の影響で上海上港戦欠場となればチームにとっては手痛い事態だ。「ギリギリまで彼の状態を見たい。ただそんなに悲観はしていない」と城福監督は話している。いまのチームに彼の運動量と献身性は不可欠。誰もが上海のピッチに彼が立つことを願っているだろう。

 ミーティングでは「相手ボールに強くアタックするところと、マークを受け渡してスペースを埋めるところ。その両立について整理した」(城福監督)と、この試合のカギとなる守備面について主に言及された。上海上港は点を取らなければならない状況。相手のハードなプレーにも屈することなく、グループステージで2勝を挙げたアウェイ戦の成功体験を自信にしながら、上海で勝どきを上げたい。(西川 結城)

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