■ヴィッセル神戸
突破のチャンスだ。今節勝利すれば3位・湘南の結果次第でノックアウトステージ進出が決定する。渡邉は「名古屋はメンバーを代えてくるかもしれないが、ここで決めたい」と強い気持ちを口にした。昨季もグループステージ突破は果たしたものの、同じく第6節でメンバーを若手主体に切り替えた清水にほろ苦い敗戦(1●2)を喫しており、集中力高く試合に臨みたいところだ。
連戦の最中でネルシーニョ監督がどんなメンバー編成を行うかは不透明だが、選手個々の疲労や組み合わせなどを考慮し、最適なメンバーをそろえることになりそうだ。本職はCBだが、SBとしても経験値を積むルーキーの東は「前に行く強さは自分の持ち味」と話し、先発出場への意欲を見せた。一昨季に初めて果たして以来、3年連続となるグループステージ突破に挑む。(小野 慶太)
■名古屋グランパス
すでにノックアウトステージ進出の可能性が絶たれている名古屋だが、だからこそ今節は意味のある試合にしなければいけない。2日連続の非公開で調整した小倉監督は「チームは年間を通じて11人だけでは戦えない。チャンスを与える試合でもある」とメンバーの入れ替えを示唆。これまで出番のなかった選手たちに出場機会が巡ってきそうだ。
欲しいのは“死に物狂いのアピール”である。指揮官が先の言葉に「プロはそう何回もチャンスがあるわけでもない」と但し書きを加えれば、選手たちも「僕らにとっては逆にアピールの場」(矢田)と意気込む。新戦力の台頭は、言うまでもなくチーム力につながる。「誰が出てもグランパスの選手。名古屋として勝ちに行く」(川又)一戦だ。(村本 裕太)