Photos: © JFA
「自分たちからチャンスを与えている」(手倉森監督)
三丸拡のクロスから富樫敬真がシュート。電光石火のゴールを生んだのは、今月始めのMS&ADカップ(ガーナ戦・3○0)から手倉森ジャパンの一員となった二人だった。2連敗で迎えたこのギニア戦。ここまで強烈なアピールに成功する新戦力が現れなかった日本にあって、待ちに待った新たな力のアピールだった。
しかし喜びも束の間、11分に何でもないロングボールをファン・ウェルメスケルケン・際とGK櫛引政敏の連係ミスで処理を誤ると、バンガリー・スマに押し込まれ、同点とされる。それでも相手のプレスやマークの緩さを突いた日本は次々とチャンスを作り出し、前半終了間際に南野拓実がゴールを決めて、1点リードで前半を折り返す。
後半は日本のサイド攻撃が影を潜め、ほとんどチャンスを作れない。逆に50分、71分には最終ラインのミスをきっかけにギニアに決定機を作られてしまう。結果として追加点を許すことはなかったが、初戦から続くミスをきっかけにしたピンチはこの試合でも散見された。手倉森誠監督も「特にプレッシャーを感じないような時間帯でも、自分たちからチャンスを与えている」と指摘。特にJリーグとのプレーディスタンスの違いへの適応が早急に求められる。
試合は2-1のまま終了し、日本は今大会初勝利を挙げた。しかし、相手のレベルを考えると決して満足できる内容ではなく、攻守ともに課題のほうが印象に残る試合となった。また、この日行われたもう1試合でイングランドがパラグアイを下したため、日本のグループステージ突破の可能性はなくなった。次のイングランド戦が日本にとって、トゥーロン国際大会最終戦。グループ最強と目される相手に挑む。