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日本0-1イングランド
最初のピンチが失点に。決定機はバーに嫌われる
浅野拓磨がA代表に招集されたことによりチームを離れ、CBに入っていた三浦弦太もけがで欠場。日本はボランチが本職の喜田拓也がCBで先発し、ベンチには5人しか残らない状況だった。
序盤は日本がある程度相手にボールを持たせながら、ブロックを敷いてカウンターを狙った。守備がうまく機能し、イングランドに決定機を作らせていなかったが、最初のピンチを得点につなげられてしまう。三丸拡がジョン・スウィフトに入れ替わられ突破を許すと、ペナルティーエリア内で足がかかりファウルを取られてしまう。このPKをルイス・ベーカーに決められ、15分でビハインド背負う展開となった。
なかなか攻撃の形を作れない日本だったが、26分にオナイウ阿道が初シュートを放つと、少しずつチャンスを作っていく。しかし、今大会を通じて課題だった“決定力不足”がまたも顔をのぞかせる。30分には野津田岳人が、その3分後には南野拓実がシュートを放つもいずれも枠の外。52分には野津田が相手のクリアボールをダイレクトでボレーシュート。しかし、この日最大の決定機もバーに阻まれてしまった。その後、富樫敬真や前田直輝ら攻撃的な選手を投入した日本だが、最後までネットを揺らすことができず、0-1で試合終了。五輪前最後の国際大会は1勝3敗という結果に終わった。
けが人が続出するチームの中で新戦力の台頭が期待された今大会だったが、決定力不足に加え、安易なミスからの失点など、課題のほうが多く残った。「今回のような相手に勝たないと五輪では勝てない。自チームに帰って自分が思ったことをやるのが一番」。試合後の植田直通の言葉が重く響く。