熊本は前節・水戸戦(0●1)から再び4バックに戻し、清武と平繁が先発に復帰。また右SBの黒木、右サイドハーフの中山、ボランチのキム・テヨンと前節から5人を入れ替えて臨んだ。対する町田もボランチの井上が今季初先発となる[4-4-2]の布陣。立ち上がりから、「(熊本の)勢いのある攻撃に押し込まれる時間が非常に長く、苦しかった」と町田の相馬監督が振り返ったとおり、熊本がペースを握る。
しかし、町田は全体でこれをコントロール。ブロックを敷いた守備でサイドへの展開は許すも、中ではバイタルエリアへの縦パスをしっかりと抑えた。すると29分、左での仕掛けを起点としたサイドチェンジで熊本を揺さぶると、鈴木孝のゴールで先制に成功。熊本は後半、嶋田、巻らを投入してゴールに迫ったが決め切れず、76分には再び鈴木孝に決められて2失点目。少ない好機を生かした町田が勝ち切り、2位に浮上した。
シュート数も11対7と上回り、ボールを握る時間、決定機の数も前節から向上した熊本だったが、スキを突かれての失点と、得点力不足が5連敗という結果を招いている。「チーム全体でもう1回、原点に立ち返って」(清武)、次節の岡山戦に6試合ぶりの勝利を懸ける。(井芹貴志)