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J1リーグ 第14節
5/29(日) 19:00 @ U等々力

川崎F
1
0 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
磐田

Report マッチレポート

後半ゲームを制圧。川崎F、必然の勝利

2016/6/1 6:00

Photo: Norio Rokukawa

前半に磐田を揺さぶり体力を消耗させる

 試合の入りに成功した磐田の前に川崎Fは自分たちらしいサッカーを展開できず苦しんだ。しかし、時間の経過とともにペースを握り、ボールを保持することができるようになると縦や横に相手を揺さぶり磐田の体力を奪っていった。

 その結果、後半は川崎Fが圧倒的にゲームを支配。奪った得点こそオウンゴールの1点のみだったが、得点の場面に関しては「試合を見ていれば分かると思うが、あの形を3、4回やられていたので、まあやられるだろうなと思っていた」(名波監督)と敵将もお手上げだった。磐田は前半、走らされたことで後半、川崎Fのスピーディーなパスワークについていくことができなかった。もちろん川崎Fとしては「後半は向こうが何もできないくらい試合を支配できたので、そういう意味では1-0では寂しい」(中村憲剛)。ただ、「ここまできたら結果がすべて」(中村憲剛)。試合開始前に2位・鹿島が勝利し、3位・浦和がドローで終わっていた中、勝ち点3を積み上げられた意味は大きい。

 得点源である小林悠と大久保はこの日、ゴールから見放されており、あとわずかなところでパスやシュートの精度を欠いた。昨季までの川崎Fであれば、こういった展開の試合は間違いなく無得点で終わっていた。しかし、それでもゴールを奪えるという確信を持って攻撃を続けた結果、形はどうであれゴールを陥れ、最終的には勝ち点3を取った。それはこれまでの川崎Fになかった“勝負強さ”であり、「焦れずに、同じ方向を向いてやれている」と中村憲剛も胸を張る。今回の成功体験は川崎Fをより一層強くするだろう。

 そしてこの日、等々力陸上競技場には勝利と初タイトルへの思いが十二分に詰まった力強い声援がこだました。その“熱”は選手たちを後押し、勝利への原動力となった。1stステージは残り3試合。ステージ優勝、そして悲願のリーグ優勝に向け、川崎Fは勢いを得る1勝を手にした。(竹中玲央奈)

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