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[日本代表]仮想・豪州。守備陣の腕試し/キリンカップ決勝ボスニア・ヘルツェゴビナ戦プレビュー

2016/6/6 11:30



本田、香川、欠場の可能性。清武は代役から“主役”になれるか

 よもやの大勝劇で決勝に進出したハリルジャパン。次の相手は、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の母国であるボスニア・ヘルツェゴビナだ。
 看板選手のFWジェコやFWピアニッチ(ともにローマ)は今回来日していないが、今回の出場4カ国の中では「よりテクニックがあるチーム」(ハリルホジッチ監督)と指揮官も警戒を強める。バルカン半島にかつて存在した旧ユーゴスラビアから独立した各国は、歴史的にもテクニシャンを多く輩出しており、3日に行われた初戦のデンマーク戦でもボスニアは随所に技術の高さを発揮していた。日本が初戦で相まみえたブルガリアよりも攻撃力は上と見られ、特にサイド攻撃の威力には警戒しないといけない。「ボスニアはかなり“やる”と聞いている。ブルガリア戦のようにはいかない」(吉田麻也)と、日本の各選手も初戦の勝利に気を緩めることなく準備を進める。
 日本で気になるのは、二人の中心選手の状態。左ひざの裏を痛めブルガリア戦を欠場した本田圭佑は、その後も別メニューが続いている。練習には姿を現したものの、マットの上でトレーナーとストレッチを行うのみの調整が続いている。いまだジョギングもできていないため、ボスニア戦も欠場が濃厚。このキリンカップで本田がピッチに立つことはなさそうだ。
 そして初戦で2得点と活躍するも右脇腹を打撲し交代した香川真司。こちらはブルガリア戦翌日の練習には参加せず、ホテルで調整した。明るい表情は見られるが、無理をせずに欠場することも考えられる。
 長年日本のトップ下を担ってきた両者が不在となると、ボスニア戦でこのキーポジションに入る可能性が高いのが清武弘嗣。香川同様、ブルガリア戦で出色の出来を見せたMFが、どこまで力を発揮できるか。「圭佑くんや真司くんの不在は今後もあり得る。そこで代わりの選手が何をできるか」(清武)。代役止まりではない、主役級の活躍に期待したい。(西川結城)

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