■ジュビロ磐田
名波 浩監督
練習の成果がなかなか出なかったのは残念だった
「ゲームに入っていく中で、3バック、4バックなどいろいろな選択肢がある中で、普段の僕の決断としては自分たちのストロング(ポイント)を出す。それから相手の良さを消すという両輪でイメージしてチョイスしている。だが、今日に限ってはわれわれの『人』で決めた。皆さんご存知のとおり、今日デビューした選手(パパドプーロス)がいたり、病欠で入院までして、(そこから)復帰する選手(櫻内)がいたりと、そういった選手を積極的に使いたかったので、3バックをチョイスした。3バックの中でスライド、縦ズレという基本動作を相手うんぬんではなく、今週は繰り返しやってきたが、その成果がなかなか出なかったのは残念だったなと。あとは2点目のセットプレーの失点も非常に痛かった。ファウルだとは思っていないが、主審のジャッジに伴い、しっかりケアしなければいけない部分だった。後半は人を代えて、配置を変えて、立ち位置自体が変わった選手もいて非常にイマジネーションがあったし、厚みも出てきた。ちびっ子のボール回しみたいになっていたが、スピーディーかつゴールへ向かっていく姿勢が存分に出た、非常にスリリングなゲームになった。欲を言えばそれを試合立ち上がりからできれば良かった」
MF 40 川辺 駿
0-0の状況でも常にああいう試合展開にしないと
「(試合全体で得たモノは?)前半0-3にされてもチームはあきらめなかったし、後半あれだけ自分たちがチャンスを作れて、決定機があったから前半の3失点はもったいなかった。後半うまくいったのも、自分たちが0-3にされても奮い立ったというのもあると思うが、0-0の状況でも常にああいう試合展開にしないといけない」
■名古屋グランパス
小倉 隆史監督
勝ちは選手にとって非常に良い栄養になった
「まず結果としてはナビスコカップでやっと勝てたので、そういった中でも応援に来てもらったサポーターの皆さんに勝利を捧げられて良かった。前半の入りが非常に良くて、得点を重ねていった中でチャンスを作った流れは良かったが、取ったあとからのリズム、そして後半の入り、ジュビロがいろいろ変えてくるのは想定していたが、プレスを掛けてきたところ以前に、立ち上がりのところでよく分からないミスからリズムをすぐに向こうに渡してしまうあたりはまだまだ甘いなと。後半は反省しないといけない。完全にペースを逆転されて、後手を踏んでしまった。そこを盛り返す力や主導権を渡さない強さというのは求めていきたいと思う。ただ、なかなか勝たせてあげられなかったので、そういう意味で勝ちは選手にとって非常に良い栄養になったと思う。(小屋松の評価は?)その前にも何回か出す機会があった中で、なかなかチーム戦術の部分でコヤ(小屋松)自体が理解できていない部分があった。ただ、取り組む姿勢は練習からしっかりやっていた。その中でだいぶパフォーマンスが上がってきて、だいぶチームとしてフィットするいろいろな動きができてきたので、今日は期待を込めて出した。前半は特に良いタイミングでダイアゴナルに走っていたので、ああいう効果的な動きを続けていけば、コヤ自体の良さは光ってくる」
FW 22 小屋松 知哉
何も考えず思い切り打った
「点を取れたのが一番良かった。あと勝てたことも。ゴールを意識して動けたし、チーム全体が勝利に向けて、一人ひとりが役割をこなした。それが結果につながったと思う。最近、考えてやり過ぎた部分が多かったので、体が思うとおりに動いた。ボールは出てこなかったけど、良い動きもできていたと思う。前半は特にボールも回せて良かった。(ゴールシーンについて)(矢田)旭くんが決めるかなと思ったが、一応付いていって、こぼれてきた。あれはコースというか何も考えず思い切り打った」