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[岡山]MF 10 矢島 慎也/J1→J2武者修行途中報告。〜若獅子たちのいま〜

2016/6/8 11:30


Photo: © FAGIANO OKAYAMA

MF 10 矢島 慎也(岡山・22歳)
14試合出場 2得点 本誌平均採点 5.96

ストイックな姿勢に漂う、さらなる飛躍の予感

 岡山で過ごした昨季を「プロ選手として土台ができたシーズン」と話す矢島。さらに試合に出場して多くのことを積み上げるため、ボランチとして世界を目指すため、岡山で期限付き移籍2年目に臨んだ今季は、チームの中心として欠かせない存在になっている。ゲームを組み立てる役割を任されているだけでなく、今季から背番号10を託され、副将にも指名された。大きな責任を与えられた22歳は、自分自身に高い要求を突き付けて充実した日々を送っている。
「チームの目標を達成するために、自分がさらに成長しないといけない。今年は(リオ)五輪も入ってくる。本当に一回の練習、一回の試合で意識を高く保って、それを継続していかないともったいない」
 そう切迫した表情で語ったのは、リオ五輪アジア最終予選を終えてチームに合流した2月。それからの日々を矢島は発した言葉どおりにストイックに自身と向き合ってきた。ここまでトゥーロン国際大会への参加によって欠場した2試合を除くJ2全14試合に出場。対戦相手に違いを見せた試合でも“もっとできる自分”を追い求め、自分の力不足を感じた試合があるたびに「練習するしかない」と語ってきた。全体練習が終わったあと、たいてい最後までグラウンドに残ってジョグを続けているのは矢島だ。
 リオ五輪後の反動が心配になるほどの勢いで突っ走り続けているが、この濃密な日々は間違いなく矢島を一回りも二回りもたくましくさせている。(寺田弘幸)

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