磐田、攻撃は不発もシーズン折り返し前に目標の半分に到達
開始早々、磐田は小林、ジェイとつなぎアダイウトンがシュートを放つ。FC東京も先制点を奪おうと積極的な攻めを見せ、20分にCKから森重が頭で合わせる。しかし、どちらにもゴールは生まれず試合はこう着していく。
磐田のジェイは森重、丸山の日本代表CBの厳しいマークの前に沈黙。また、FC東京の高橋が目を光らせていたため、頼みの小林は最もボールをもらいたい位置でパスを受けられない。さらにアダイウトンも猪突猛進のプレーはダイナミックではあったが、パスすべきところで出せず、しかけるべきところでスピードダウンしてしまうなど、相手に怖さを与えることはできなかった。
後半、この日最初のビッグチャンスを迎えたのはFC東京。48分、徳永が左サイドを突破すると、折り返しに前田がシュートを放つ。しかし、これはこの日がリーグ戦デビューとなった磐田のGK志村に阻まれる。87分には、相手のミスからボールを奪ったムリキがゴールへ突進するも、またも志村に阻まれスコアを動かすことはできなかった。決定機でネットを揺らせなかったFC東京。勝ち点2を落としたと言える内容ではあるが、これで4試合負けなしとなった。
磐田の名波監督は終盤、中村太をCBに、小林をボランチに移動。攻撃的な選手を投入し、ゴールをこじ開ける意思を交代カードに込めた。それでも、最後まで決定的なチャンスは作り出せなかった。「出し手と受け手の関係性がうまくできず、二人目さえもなかなか連動できなかった」と、指揮官は単発に終わった攻撃の反省点を述べた。だが、磐田はこの日の引き分けで勝ち点20に到達。第一目標の勝ち点40まであと半分となった。(青木務)