清水にとってエースの大前を欠く最初の試合。チョン・テセとコンビを組んだのは金子だった。「前に飛び出す力と運動量がある」と起用の理由を語った小林監督の見立ては的中。金子は前線からの守備に奔走すると、「必死に守備をしてくれたので、攻撃に力を注げた」というチョン・テセがチャンスを演出する。37分、スルーパスに抜け出すと、左サイドからクロス。一度はDFにはね返されるが、このボールを拾った河井がフリーの枝村にラストパスを送る。これを枝村が落ち着いて蹴り込み、清水が先制した。
その後、なかなか追加点を奪えない清水は、75分に村田を投入。その最初のプレーだった。右サイドでボールを受けた村田は中に切り込み、その勢いのまま左足を振り抜いた。これがゴール右スミに決まりリードを広げる。さらに、村田は90分に六平のスルーパスに抜け出すと、キックフェイントでDFを外し、右足のアウトサイドで豪快に決めた。
3-0で勝利した清水は、勢いに乗り次節のホーム千葉戦で、今季初の3連勝を狙う。一方の横浜FCは三浦和良が地元・静岡で今季4度目の先発も、42分で途中交代。チームも消化不良のまま、これで6試合勝ちなしとなった。(田中 芳樹)