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J1リーグ 第16節
6/18(土) 19:00 @ ベススタ

福岡
2
2 前半 1
0 後半 1
試合終了
2
川崎F

Preview 試合プレビュー

川崎F、一戦必勝。“栄冠”はその先に

2016/6/17 6:00

■アビスパ福岡
「ホームで相手が喜ぶ姿を見たくない」(城後)

 つなぎの攻めに対して守備のつながりで対応できるか。J1でも屈指の流麗なパスワークと攻撃力を持つ川崎Fに対し、果敢にプレスをしかけて寸断を狙うのか、引いてスペースを消すのか。福岡がどちらを選択するかはこの試合のポイントになる。その点については「ウチもすごく引くわけではない予定ではいる。しっかりアグレッシブに行きたい」と井原監督は話す。広島のように後ろで回すのではなく果敢に縦パスをつけてくる川崎Fをなるべくゴールからは遠ざけて守備をしたい。その考えがあるからこそアグレッシブに行く必要があり、4バックで臨むことが濃厚だ。
 問題は前から行った場合に連動性と体力を保つことができるかだろう。気がかりなのは前節の甲府戦(0●1)での課題だ。「ボールを奪いに行くというイメージのプレスではなくて、ただ人数合わせで行くプレスで緩かった。もっと連動しないといけない」と中村北斗。昨季から引いて守る戦術をベースとしてきており、前から行くプレスは洗練されていない。大久保、小林のように裏を取ることに長けた選手もいるだけにただ前から行けばいいというわけでもない。井原監督は「われわれのファーストディフェンダーをどこからボールに行かせるのかというのはある程度イメージしている」と話すが、それをいかにピッチで体現できるかがカギを握る。
 そして、何より意地を見せなければならない。川崎Fは1stステージ優勝の可能性があり、自分たちのホームで優勝を決められるわけにはいかない。「ホームで相手が喜ぶ姿は自分たちも見たくないし、サポーターも見たくないはず」と城後。福岡も残留のためには負けられない。思いの強さが本物であることを示したい。(杉山 文宣)

■川崎フロンターレ
相手が守りを固めようがやることは変わらない

 ここで勝利を収めれば、他会場の結果にかかわらず1stステージ優勝に王手をかけることができる。また今節、1stステージ優勝が決まる可能性もある(今節、川崎Fが勝利し、2位・鹿島が敗れた場合)。練習場にもメディアの数が増え、周囲も慌ただしくなって来た。ただ、そんな喧騒の中でもチームの姿勢は変わらない。目前の試合のみに集中し、勝ち点3を取りに行く。それだけだ。
 もちろん、あと一歩で戴冠を逃してきたクラブの歴史を考えれば“不安”も少なからずある。しかし、いまと昔ではメンバーも違えば、培ってきた経験も異なる。チームは変わり、成長している。それを今季はここまでチームも、選手も実感できている。自信を持って戦えば自ずと結果は出るだろう。
 今節の相手はJ1復帰後なかなか勝ち星を重ねられず、最下位に低迷する福岡。最下位チームvs首位チーム、力関係ははっきりしている。しかし、ナビスコカップではホームで0-1と敗戦。福岡に今季公式戦初勝利を献上した。もちろんその試合はフルメンバーの福岡に対して川崎Fは控え組が中心だった。大きな参考にならないが油断は大敵。「後ろに引いてしっかりブロックを組んで、ボールを奪ったら前にロングボールを出してくる」(エドゥアルド・ネット)シンプルなスタイルは川崎Fと対照的。ナビスコカップ同様、守備を固め、カウンター、セットプレーから一発を狙ってくるだろう。それでも川崎Fとしてはやることは変わらない。今回も相手に合わせるのではなく自分たちのやるべきことに集中し、攻撃的なサッカーで勝ち切るだけ。それをやり切った先に、クラブの歴史が変わる瞬間が待っている。(竹中 玲央奈)

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