新潟は13日、早川史哉が急性白血病と診断されたと発表した。早川は1st第8節・名古屋戦(1●2)のあと、リンパ節に腫れが見られたため、精密検査を実施。その後も専門医の慎重な診断を行ってきた。すでに病院で寛解に向けた治療を開始しており、早川は「もう一度皆さんに元気な姿をお見せできるように病気と闘います」とコメントしている。
前節、ホーム初勝利を決めた選手たちの涙には、言い尽くせない思いが隠されていた。選手たちに病名が告げられたのは、試合前日。早川と同期入団の端山は試合前、早川にメッセージを送っていた。「長い闘病生活になると思うけど、その間、みんなで頑張ってプレーするから」。このタイミングでの先発起用。勝利につながるアシストを決めたあとも、すべての力を出し切って戦った。「ずっと遠ざかっていた勝利ができたことに、(早川)史哉のことも重なって」と、試合後、泣き崩れた理由を明かした。試合後、早川から「気持ち、伝わった」とメッセージが届いていたという。
新潟ユースで同期だった西村は、LINEで励ましのメッセージを送った。すると、西村が出場した5月18日のナビスコカップ第5節・柏戦(2○1)を見ていた早川から「(あの試合では)熱いものが伝わった。自分もピッチに戻るから」と返事が届いた。「頑張る姿を見せることが、史哉を励ますことになる。史哉はピッチに立ちたくても立てないから、一層頑張らないと。むしろ僕が励まされた」。チームは早川とともに闘い続ける。 (野本 桂子)