3試合勝ちなし、特にホームでは1st第2節以降勝利がない状態に終止符を打てなかった大宮にとって、悔やまれる引き分けだった。前回のホーム戦である1st第14節・神戸戦(2△2)と同じく、試合終盤の劣勢から押し切られる形でのドロー。押し込まれる時間帯が生まれること自体はサッカーである以上、仕方ない。しかし、同じ展開が続くとなれば、チームとして対策を練っていく必要はあるだろう。
「1-0で勝っている試合も多いし、そういうことも頭にあったかもしれない。でも、今季は試合終盤に押し込まれることが多い。そこは改善していかないと、今日みたいなことになると思う」
そう分析するのは、最終ラインを締めた河本。特に先制後に流れをつかみ切れなかったことについて、「良い時間に点を取れたし、もうちょっと攻めようかなという感じだったけど、押し込まれてしまってもったいなかった」と悔やむ。リードしても簡単に逃げ切れるほど甘くない中で、受け身になって追い付かれる展開に危機感を募らせた。
もし大宮が残留を目指すだけであれば、劣勢の時間帯が長い中で勝ち点1を得たことを喜ぶだけでもいいかもしれない。しかし、現在のチームは上位を目指すという共通意識を持って戦いに臨んでいる。間もなく始まる2ndステージに向けて、1stステージ以上に勝ち点を積み上げていくことが目標だ。そのために追加点を奪って突き放すのか、自陣を固めて守り切るのか。どういった方策にせよ、チーム全体の意思統一を図っていく必要がある。 ( 片村 光博)