Feature 特集

[U-23日本代表]リオ五輪メンバーの大枠が決定。選考は最終章へ

2016/6/22 11:30


Photo: © JFA

大枠は27名。最後のサバイバルがはじまる

 29日にU-23南アフリカ代表と国際親善試合を戦うU-23日本代表。メンバー発表を行った20日の会見で手倉森誠監督は、「(過去の五輪でも最終メンバー18名を)選んだあとに差し替えがあった。だから、今回のメンバーは常に心の準備をしていてほしい」と語っており、この21名が事実上の最終候補選手であることを明言した。ただ、負傷中の岩波拓也に関しては回復を待つと語り、リオ行きの候補者に含まれていることも明らかになった。また、オーバーエイジ枠に内定している塩谷司と藤春廣輝については直前合宿から合流させるとし、同候補の興梠慎三に関しては「(浦和から出場可否の返答を)待っている状況」と説明した。もちろん、南野拓実と久保裕也の海外組も有力なメンバー候補だ。つまり、今回発表された21名とこの6名を加えた27名がリオ五輪メンバーの大枠ということになる。この中から最終メンバー18名が選出されると見て間違いないだろう。
 今回招集した21名の基準は、「活動にずっと参加してきている選手、アジア最終予選以降にけがで離脱していた選手、あらためてもう1回手元に置いて見てみたいなという選手」(手倉森監督)の3点。特に負傷離脱していたSBの室屋成と松原健、アタッカーの中島翔哉とFWの鈴木武蔵、彼らの回復状況を見ることは、今回の一戦で最も重要なポイントとなるだろう。
 しかし、このU-23南アフリカ戦は単にプレーができるかどうかを見る場ではない。「選手がけがから復帰して全力でやれているのか。本大会では連戦もあるので、1試合やれるぐらいのコンディションでは困る。また、非常に人数が絞られた中での戦いになるので、タフに戦い抜けるのか。フィジカルとメンタルが備わっているのか」(手倉森監督)といったところが判断材料となる。その上で今回選ばれなかった負傷中の岩波や海外組2名の選手たちと天秤に掛けることになる。
「(オーバーエイジ組は)本大会でお披露目できればいい。なので、(今回は)強化試合であって壮行試合ではない」(手倉森監督)。いよいよ最終章に突入したリオ行きを懸けたサバイバル。その答えは松本の地で見えてくる。(松尾 祐希)

関連カテゴリ

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会