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J1リーグ 第17節
6/25(土) 19:00 @ 日産ス

横浜FM
0
0 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
FC東京

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中村不在。トップ下に求められるのは兵藤“らしさ”

2016/6/24 6:00

■横浜F・マリノス
指揮官のマネジメント能力が問われる一戦

 3試合ぶりの勝利を目指す横浜FMをアクシデントが襲った。主将の中村が慢性的な両足首痛を訴え、前節・大宮戦(1△1)で途中交代を自ら申し出た。痛みが消えることはなく、その後も別メニュー調整が続いている。状態について中村は「いつも両足首が痛いけど、今回は特に右足首が痛い。ここで一度休んでしっかり治す。これからのサッカー人生もある」と神妙な面持ちで話した。2ndステージ開幕を万全の状態で迎えるため、今節は欠場濃厚となった。
 中村不在のリーグ戦は開幕戦の仙台戦(0●1)以来、16試合ぶりとなる。当時は開幕直前にインフルエンザを発症し、欠場を余儀なくされた。今回は慢性的な痛みとはいえ負傷が理由での欠場。エリク・モンバエルツ監督は「常に置かれた状況に対応して、より良い策を考えなければいけない。サッカーではアクシデントがある」と平静を装う。緊急事態によって指揮官のマネジメント能力が問われる一戦となる。
 先発濃厚の兵藤がトップ下に入ることでチームの性質は少なからず変わるだろう。「相手の間やバイタルエリアでボールを受けて、1トップとの距離が離れないようにしたい」という兵藤の言葉からも、より高い位置でのプレーを想像できる。状況によって最終ライン近くまで下がってビルドアップに参加した中村とはプレーエリアが明らかに異なり、周囲の選手のポジショニングにも違いが生まれるはずだ。
 1stステージはここまで6勝4分6敗という戦績が示すように波に乗り切れず、内容面も安定しなかった。9位という現在順位についても「物足りなさがあって、それが歯がゆい」と中町は唇をかむ。ホームゲームを勝利で飾ると同時に、2ndステージでの巻き返しを狙うためにはずみをつけたい一戦だ。(藤井 雅彦)

■FC東京
ここから始まる、自信を回復する作業。力づくでも前を向け

 非常にショッキングな敗戦直後の試合となる。FC東京は、ACLの日程の影響で未消化だった1st第13節・浦和戦を22日に敵地で戦い、2-3で敗北を喫した。ただの負けではなく、一時は2-0とリードしておきながら、後半の12分間で浦和に一気に3点を奪われての大逆転負け。心身ともに傷を負った状態で、この横浜FM戦を迎えなければならなくなった。
 選手も、すぐには敗戦理由を理解できない状態だった。皆が口にした「前半は狙いどおり。完璧だった」というフレーズ。その理想的な展開が後半、一気に瓦解していった。「結果を見れば、弱いということ」とベテランの羽生は冷静な口調で語る。徳永は「リードしてからのプレーでもう少し何かができたかもしれない。ただ、いますぐにどこがダメだったか振り返るのは難しい」と困惑した心の内を明かした。そして主将の森重が、悔しさをにじませながらこう述べた。「試合が終わってからの『たられば』は言いたくない。負けている自分たちがここにいる。ハーフタイム、2点差がある状態でも勝てる気にはなれなかった。普通の相手なら2-0、3-0であれば自信が持てる。でも鹿島や浦和のアウェイ戦は100%持てなかった。そこに何かチームの問題があるのだと思う」。
 精神的な未熟さが、最後は自分たちの足をすくったとも言える。勝てば実に13年ぶりの埼スタでの勝利だったが、言い換えればそこは鬼門。またしても浦和の軍門に下った。「リードしていたのに抱いた違和感。それが何かはちょっと分からない」(森重)。すぐに取り戻せるものではないが、FC東京はこの横浜FM戦から自信を回復する作業が必要になった。手負いの状態で臨む、1stステージ最終節。青赤の選手たちは、力づくでも再び前を向くことができるか。(西川 結城)

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